「始まりは1枚のクレジットカードから…」
僕は20歳の時、どうしても欲しい服があり、買うか悩んでいました。
そんな時に、その服屋が入ったデパートでクレジットカードのキャンペーンを目にしました。
なんと、カードを作ってそのカードで支払うと、欲しかった服が半額ほどで買えてしまうとのことでした。
日ごろから我慢が苦手な僕は、当然そのカードに食いつきました。
すぐにカードを作って、欲しかった服を購入しました。
「借りたお金は自分のお金?」
そこから僕は、クレジットカードの便利さに気づいてしまったのです。
手元にお金がなくても、返済までに用意すればいいという浅はかな考えで、次から次へとほしいものを買っていってしまいました。
しまいには、1枚のカードの枠がいっぱいになってしまい、2枚目のカードも作っていました。
その当時、派遣社員で手取りが18万ほどでしたが、簡単に作れてしまったので、後のことなど何も考えていませんでした。
しかもほとんどの買い物を限界まで分割にして購入していたので、返済も終わりがすぐには見えてきませんでした。
使っても分割にしたら、月々の返済は知れてると思っていた僕は、等々返済が厳しくなるという事態にぶつかりました。
しかし、親に相談するのも怖かったため、そのことは黙っていました。
追い込まれていた僕は、消費者金融の存在に気づきました。
正直、金利が高くイメージもあまりよくありませんでした。
でも、これに頼らないとカードの通知などで親に気づかれると思ったので、借り入れまですべてネットで完結するプロミスで借り入れを行うことに決めました。
その時は、限度額いっぱいの38万円を枠に設定してもらいました。
プロミスを利用したのは、
1:テレビでよくCMを見ていた事。
2:ネットで審査、借り入れが簡単に出来た事
3:銀行が利用できない時間でも、コンビニATMで利用できた事などからです。
38万円に設定したことは、後から後悔しました。
何故かというと、本来クレジットカードの返済に使うために借りたのに、僕は38万円という使えるお金を、いきなり手にした感覚に陥ってしまって、私物や娯楽のために使ってしまいました。
プロミスから借りたお金は3か月も持つことなく消えてしまいました。
もちろん、なくなった次の月から返済も厳しくなり、それどころか家に入れないといけない生活費すらままならないぐらいの状況に陥りました。
「取り返しのつかなくなる前に」
追い込まれた僕は、何を思ったのかもう一度消費者金融に頼ろうと思いました。
アコムで登録しようと思いましたが、審査に落ちました。
無理な気はしてたので、切り替えて次にチャレンジしました。
すると、アイフルで10万円借り入れできることになりました。
しかし、10万円はすぐに返済で消えてなくなりました。
そこからは、ご想像の通り返済に追われる日々が続いていました。
家にお金を入れる余裕もなく、濁してお金を入れずに生きていました。
アコムで借り入れを行った日から3か月後くらいに、アコムから連絡がありました。
その内容は、借り入れの限度額を引き上げることができるということでした。
僕は即答でお願いしました。
結果アコムからの借り入れは合計30万円になりました。
この時点で僕は、プロミスから38万円、アコムから30万円、それプラス、クレジットカードのお支払い残高40万円ほどありました。
給料のほとんどが支払いで消えるという状況になり、何のために働いてるのか分からなくなったこともありました。
消費者金融でお金を借りる際も、クレジットカードを持つ際も、きちんと返済の計画を立ててからご利用することを強く勧めたいと思いました。